パシフィコ横浜での学会ブース出展を無事に完走いたしました

いつも一般社団法人日本ペリネイタル・ロスサポート協会の活動を温かく支えていただき、誠にありがとうございます。

2026年7月12日(日)〜14日(火)の3日間、パシフィコ横浜にて開催されました『第62回日本周産期・新生児医学会学術集会』において、当協会のブース出展が無事に終了いたしましたことをご報告申し上げます。

期間中、大変多くの周産期医療に携わる皆様、ならびに当事者ご家族の皆様にお立ち寄りいただきました。心より御礼申し上げます。

■ 新刊「人工妊娠中絶をされた方向け心のケア冊子」の発表

今回の出展における大きな節目として、新しく制作いたしました【人工妊娠中絶をされた方向け】の心のケア冊子を初めてお披露目いたしました。 これにより、当協会がこれまで発行してきた「妊娠中後期で死産された方向け」「妊娠初期で流産された方向け」の冊子と合わせ、流産・死産・中絶という3つの異なる周産期ロスの悲しみに寄り添う「3種類の冊子」がすべて揃う形となりました。 現場の助産師様、看護師様、医師の皆様からは、「現場でのグリーフケアにおいて非常に必要性の高い一冊である」と、大変心強い共感の声をいただきました。

■ 3日間の出展成果と現場からの声

お忙しいスケジュールの合間を縫って多くの方がブースへ足を運んでくださり、3日間の総数として以下の成果を収めることができました。 ・配布資料総数:115部以上 ・現場アンケート回収数:63件以上

また、医療の現場から「今後は外国籍の当事者ケアに向けて、英語表記の冊子も検討してほしい」といった、専門性の高い貴重なご要望もいただき、当協会の今後の開発ロードマップにおける重要な指標をキャッチすることができました。

■ 命のバトンを実感する、温かい再会

今回の学会では、当協会の理念やプロダクトが確かに医療現場の救いになっていることを実感する、感動的な出来事がありました。 昨年の同學会にて、小さな赤ちゃんのためのメモリアルグッズ「天使のくつした kutta(クッタ)」をお持ち帰りいただいた先生がわざわざブースを訪ねてくださり、「担当していた患者様の赤ちゃんが見送られた際、このkuttaをお渡ししたところ、大変喜ばれ、ご家族の心の救いになりました。そのお礼を直接伝えたくて」と、1年越しの感謝のお言葉を届けてくださいました。

この「kutta」は、全国で「靴下屋」を展開するタビオ株式会社の社員様が、お空に還った我が子のために「ここにいた証を残したい」という優しい願いを込めて作られた背景を持ち、当協会とタビオ様が共同で作成・販売を行っているものです(※一般の靴下屋の実店舗での販売は行って折らず、当協会ホームページに掲載している委託販売サイトにて限定でお取り扱いしております)。

画面越し、あるいは学会という場を通じて、私たちが届け続けてきた「人間の温かみ」を宿したケアが、現場で凍りつきそうな誰かの心をポッと温めている――。そのことを手渡してくださった先生から直接教えていただき、私どもメンバー一同、これまでの歩みが報われるような深い感動をいただきました。

■ おわりに

3日間、パシフィコ横浜のブースを支えてくださったすべての皆様、そして遠方から温かいエールを送り続けてくださった皆様に、改めて深く感謝申し上げます。 当協会はこれからも、「どんな状況で見送った命も、絶対に置き去りにしない社会」の実現を目指し、医療従事者の皆様のサポーターとして、そして当事者ご家族の安心の居場所として、一歩ずつ活動を邁進してまいります。今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人日本ペリネイタル・ロスサポート協会 代表理事 押尾 亜哉

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